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手作り電気自動車 続き
提供させていただいた部品は、秩父農工を卒業し、MKKで活躍している先輩社員が加工しました!(先輩社員のページで紹介されている一番の若手社員です!)あまり普段扱わない材質ということもあり、加工にはかなり苦戦したようです。でもこれまでの経験から何とか工夫してやりきりました!
先生からも高評価をいただいたので紹介しちゃいます。
①チタン製軸について
仕上がり、重さ半分(スチール製比)、強度、申し分ありません!空芯にしてもらえばよかったと思うほど安心感がありますね。10本もいただいたので、展示や今後の車両にも大切に使わせていただきます。試走はパンク防止に自転車タイヤでおこなったため、総合的な性能はレースで競技タイヤを履かないとわかりませんが、幅広タイヤの導入には欠かせないパーツです。チタンの美しさにクラスの生徒たちも感動していました。
②超々ジュラルミン製リンク棒について
オリジナル開発の後輪操舵機構を実現してくれました。設計通り前輪と共に左右に3度、後輪が振ることができました。
(この技術は高校生では農工だけかも)
しかし、可動部分にM8のスチール製ロッドエンドベアリンクを8本使用し、後輪のアルミ溶接ユニットをリンク棒で支えながら動かすため、リンク棒以外のパーツが重量増の原因の一つとなってしまいました。茂木のコースは、カーブが緩やかなためこの技術は必要ないのですが、社会人トップクラスのチームが採用しているため、「やってみたい」の一心の挑戦でした。話題性抜群!
加工した製品を、喜んでいただけることは、我々にとって一番の励みです。