サスティナビリティ SUSTAINABILITY
人と地球に優しく、
輝ける未来のために
自然豊かな地球を守り、持続可能な社会を実現するために、私たちも世界基準の環境保全活動に努めるとともに、社員一人一人を大切に、全員が活躍できる職場づくりを推進しています。
ENVIRONMENTAL PHILOSOPHY 環境理念
松本興産は環境保全の重要性を認識し、仕事を通じて、地域・地球環境の維持と向上に努めます。
具体的には、グリーン物品の取り扱い拡大、商品の廃却削減、製造工程における環境保全の改善など環境負荷軽減の取り組みを推進しています。
また、自社の環境アセスメント結果に基づき、環境目標を設定。環境マネジメントシステムの継続的な改善を全社で取り組み、以下に定める方針のもと、地球環境の汚染予防、気候変動に関連する緩和と適応やSDGsの達成に貢献いたします。
ENVIRONMENTAL POLICY 環境方針
「削りで人を幸せに」の理念のもと、皆様を笑顔にする製品を提供します。
EV車、FCV車等次世代の自動車部品を製造することで環境への負荷の軽減に貢献します。
事業活動に関連した法規制・その他の要求事項などを遵守し、地域社会との協調に努めます。
事業活動においては「無駄をなくす」をキーワードに、グリーン物品の取り扱い拡大、商品の廃却削減、製造工程における環境保全の改善を進めます。
全従業員に対して、あらゆる機会を通じて環境方針が理解できるようにします。
この環境方針は、すべての人に周知するとともに広く開示します。
INITIATIVES FOR SDGS SDGsの達成に向けた取り組み
当社ではSDGsの17目標のうち10目標の実現に向けたさまざま取り組みを実践しています。
「産業廃棄物を出さないこと」をモットーに、鉄くずはもちろん、廃油のリサイクルにも力を入れているほか、部門を横断するIoT 部門を発足させ、多く社員が関わる業務の効率化を図る社内アプリを開発し、「日本中小企業大賞2023」で働き方改革賞の最優秀賞も受賞しました。
CASE1 :
「廃棄物を出さないこと」をモットーにリサイクル循環
「廃棄物を出さないこと」を
モットーにリサイクル循環
材料を加⼯し、製品にする際に切粉と切削油を分離し、産業廃棄物を出さないことを徹底しています。鉄くずなどの切粉は業者に売却、切削油はリサイクルして再利⽤しています。
CASE2 :
ジェンダー平等を実現しよう
女性が働きやすい環境づくり
当社の男⼥⽐率は50:50。DX によって多くの業務が⾃動化されたことで、在宅勤務や柔軟な労働時間が実現され、「急に休んで同僚に迷惑かけたらどうしよう」というような仕事も減らすことができ、⼦育て中でジレンマを感じるママさんも⾃信を無くさない働き⽅ができるようになっています。
在宅勤務
現場のイメージが強い製造業界ですが、承認や書類の手続きが不要になったことで在宅勤務が可能に。ワークライフバランスを実現しました。
付加価値の高い仕事へ
自動化で生じた余力は、新たな価値創造へ時間を費やせるように。より高度な仕事に取り組み、キャリアを築きやすい仕組み作りで従業員の経済的な自立も強化しました。
自己肯定感
付加価値の高い仕事に取り組むことで自己肯定感を高めた。従業員たちは自信を持って業務に取り組むようになり組織全体にポジティブな影響を与えました。
CASE3 :
働きがいも経済成⻑も
若い世代が⼤活躍できる
当社は⼯場の要である製造部の平均年齢が30.8 歳(⽇本の製造業の平均年齢43.5 歳)と若いのも特徴の⼀つです。社⻑や部⻑が趣味を⼤切にしていることが社員にも伝わっており、若い世代も⾃分たちの充実した休⽇を過ごせているからこそ、活き活きと仕事ができ、業績も上向いています。
CASE4 :
働きがいも経済成長も
業務の効率化を図る
社内アプリ開発
部⾨を横断するIoT部⾨を発⾜させ、多くの社員が関わる業務の効率化を図る社内アプリを開発。
アプリを運⽤することによって総作業時間の68%削減、年間3,890万円のコスト削減につながり、「⽇本中⼩企業⼤賞2023」で働き⽅改⾰賞の最優秀賞も受賞しました。
- 多く社員が関わる効率化が必要な業務を選定
- アプリ開発に向いている人をPCMで選びチームを編成
- バンドワゴン効果を活用
CASE5 :
質の⾼い教育をみんなに/ジェンダー平等を実現しよう/働きがいも経済成⻑も
⾵船会計
BS(賃借対照表)を「豚の貯⾦箱」、PL(損益計算書)を「⾵船」に置き換え、決算書分析をイメージで⾏う⽅法を独⾃で開発。経営者以外の男⼥・年齢を問わないすべての社員に会計の理解を深めることで働くことの意識が⾼まり、増収益にもつながっています。また、書籍も出版し、簡単に会計を理解できるしくみを社外にも教えています。
風船会計メソッドセミナー
CASE6 :
質の⾼い教育をみんなに/ジェンダー平等を実現しよう
カタール教育サミット
への参加
当社の取締役が、さまざまな背景を持つ教育者が集い、未来の教育におけるAIの役割を考えるカタール教育サミットに参加。同時にカタールの学校も訪問し、教育に対する⾒聞を深め、社内に展開しました。
CASE7 :
貧困をなくそう/質の⾼い教育をみんなに
ガーナ スラム⽀援
2023 年12 ⽉に“電⼦機器の墓場”と呼ばれるガーナのスラム街・アグボグブロシーを視察。
安全靴、防毒マスク、⼿袋の⽀援を⾏いました。今後は現地の⼈たちに技術と会計施⾏を伝承し、雇⽤を促進する計画を⽴てています。
撮影:@MAGO CREATION